加賀藩三代藩主利常生母寿福院が延命地蔵に帰依し、寺宝の寿福院直筆の文書が遺されている。境内には鉄砲の名手安見隠岐が眠る。山門前の六地蔵が見守る中、本堂には地蔵信仰にまつわる絵馬など34点を公開し、歴史と文学を楽しめる寺。
本堂の色鮮やかな花鳥草木天井絵と開運様御堂の帆掛舟天井絵との「二尊式御堂」です。古代アジア諸国の姿をした日月星の三光天子像・日本国神社代表の三十番神・天照大神神社の各御堂が安置され、全体で宇宙・天地自然の平和を祈る神仏がバランスよく祀られている。その他堂内には、雨乞い絵馬や難破船絵馬などがあり、祈願寺としても知られている。
総ケヤキの山門に納められた龍の彫刻欄間が見事だ。御守護神として七面大明神・鬼子母神が祀られている。開運祈願・心願成就の絵馬に加え、多数のひしゃくが残されており、その中で、底のないひしゃくは「子預け祈願」のしるし。かつて遊女たちが一心にその身の安寧を祈った名残である。
昔の山門はアーチ型の岩の門で、大正時代末までは門の前は海だった。しかし、岩は風化したため木造になり、海は遠くなった。離れ小島で風光明媚な所から、能登八景・七尾八景等にはいつも選ばれていたらしい。また、七不思議と伝説の多い寺として、見聞するものは多い。
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